ユーザー 行動からリピーターの詳細なデータの解析が行えます。
ユーザーサマリーの解析からは、新規訪問の割合からリピーター比率が分かりましたが、こちらの機能では、リピートの回数、リピートの間隔、ユーザーロイヤリティという項目から訪問者のサイトへの関心度を知ることができます。
ユーザー 行動 新規とリピーターをクリックして円グラフのアイコンをクリックすると比率を表す円グラフを表示します。
リピートの回数を見るには、ユーザー 行動の「リピートの回数や間隔」をクリックします。
リピートの回数とは、ある一人のユーザーの累計何回目の訪問、という事です。
ページビュー数を訪問数で割るとリピートの回数ごとの平均ページビュー数になります。リピートの回数が1回の場合は73616÷22227=3.31となり、2回の場合は10688÷2757=3.87となります。
リピートの間隔を見るには、ユーザー 行動の「リピートの回数や間隔」の上にある「リピートの間隔」をクリックします。
リピートの間隔とは、ある一人のユーザーが前回の訪問から何日後に再訪問したか、という事です。
「リピートの間隔」の単位は「日」です。0とは最初の訪問と同じ日という事です。1とは翌日、5であれば5日後の再訪問という事になります。
ページビュー数を訪問数で割るとリピートの間隔ごとの平均ページビュー数になります。リピートの間隔が1回の場合は85314÷25428=3.35となり、2回の場合は1890÷543=3.48となります。
ユーザーのロイヤリティを見るには、ユーザー 行動の「ユーザーのロイヤリティ」をクリックします。
ユーザーのロイヤリティではユーザーの滞在時間とページビューを確認できます。また、ページビュー数を訪問数で割るとユーザーのロイヤリティごとの平均ページビュー数になります。
図で見ると10秒以内で去ったユーザーは多いですが、ページビュー数が訪問数とほぼ同じで1ページ見てすぐに去った事が分かります。
しかし、181-600 秒、3分から10分滞在するユーザーは6.98ページも閲覧している事が分かります。
これらの事から、サイトの内容に興味があったり関心が高いユーザーの場合は滞在時間が長くなり多くのページを見ている、という事を示しています。
従い、図のように滞在時間が長いユーザーが多くのページを見ていれば良いのですが、滞在時間の長いユーザーが少なく、ページビュー数も10秒以内に去ったユーザーよりも少ないようなサイトは改善の余地があると言えます。
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