コピーしたトラッキングコードは概ね次のようなコードです。
HTMLの編集はWindowsに付属のメモ帳でも可能ですが、文字化けしたりすると初心者には対応が面倒なためフリーソフトであるTeraPadを使って説明します。こちらからTeraPadをダウンロード出来ます。
インストールが完了するとデスクトップにアイコンが出来ます。
トラッキングコードを貼り付けたいHTMLを選択し、TeraPadのアイコンにドラッグします。次のようにHTMLが編集出来る状態になります。
Googleアナリティクスに戻りトラッキングコードをコピーします。
HTMLタグの</head>の上にペーストします。ctrl+vでも、右クリックで貼り付けでも、TeraPadの編集→貼り付けでも、どの方法でも構いません。
全てのHTMLファイルに貼り付けます。
しかし、サイト全体で数十ページ、数百ページある場合はかなりの作業となってしまいます。そのような場合にはTeraPadの「置き換え」機能を使います。TeraPadのメニューから置換後の文字列に、図のように改行の前に「\n」と入力します。
次に改行している箇所を無くし全体で一行とします。
最後の\nの後ろに</head/>と入力します。
作業後、ctrl+aで全選択しctrl+xで切り取ってしまいます。
トラッキングコードを貼り付けたいHTMLファイルをTeraPadで開きます。
検索→置き換えをクリックします。
検索する文字列に、</head>と入力します。
置換後の文字列のフィールドをクリックしてctrl+vないし右クリックで貼り付けをクリックします。一行の文字列が入力されました。
「\n=改行,\t=TAB,\\=\(E)」と「置換動作の確認」をチェックします。
「次を検索」をクリックします。
置き換えますか?と表示するので「はい」をクリックします。
自動的にトラッキングコードが入力されます。
一度、検索する文字列と置換後の文字列を入力するとTeraPadは記憶していますので、HTMLファイルをTeraPadで開き、検索→置き換えから「次を検索」をクリックすることで自動的に置き換えが出来ます。
Google Analyticsではアクセス解析対象の全てのページにトラッキングコードの貼り付けが必要となります。苦労するのは最初だけです。
HTMLファイルにトラッキングコードの貼り付けが終わったら、FFFTP等のFTPソフトでウェブサーバーにアップロードします。
Google Analyticsの設定は以上で完了となります。数日間程度アクセスログを収集してからGoogle Analytics管理画面を表示させる事をお奨めします。仮に、設定完了1日後に表示しても、ログが少なく、アクセス解析出来るには至っていないからです。
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